世界遺産 ローマ歴史地区 ローマ・コロッセオ、フォロロマーノの地図 |
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コロッセオ | |
コロッセオの断面の構造がわかる。 なんといっても、ローマはコロッセが一番! |
紀元80年、古代ローマ時代の建造物。 |
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フォロ・ロマーナの全景 |
パリの凱旋門はこのコンスタンティヌス帝の凱旋門がモデルだという。 |
フォロ・ロマーナは破壊があまりにもひどく、柱や石のかけらしか残されていないのが哀しい。資料から古代ローマ時代の建物の概要が知られるのみ。政治の中心的な場所だったため市民の生活の跡はない。 コンスタンティヌス帝の凱旋門 左の写真は、コンスタンティヌス帝の凱旋門。プランス・パリの凱旋門はこの門を参考に造られたという。 |
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円形が印象的なサンタンジェロ城。この屋上には喫茶店がある。ここからのローマ市内の眺めは360度見渡せて最高。城からサン・ピエトロ大聖堂に続く通りもよく見える。 |
サンタンジェロ城(聖天使城) テーベレ川の畔にある円形の城で、直径64mの円筒状で印象深い。日本語で聖天使城。 |
サンタンジェロ城の屋上にある戦う聖天使像。闘う教皇の象徴だとか。城の名前の由来ともなった。 |
屋上の聖天使像 サンタンジェロ城の屋上にある天使が武器をもっている勇ましい像。戦う教皇のイメージのようだ。 サンタンジェロ城をつくったハドリアヌス帝は死ぬことばかり考えていたという。自分の陵墓を作り終えた頃、ストア哲学者がやってきて自殺を希望し許可を求めたという。皇帝は許可を与え、意気投合して人生の無意味さについて語り合ったという。哲学者が毒を飲み干すのを見た皇帝は、自分にも毒杯を持ってこいと叫んだが、誰も持っていかない。侍医に命ずると進退窮まって自殺してしまう。そこでお付きのものに剣をよこせ、さもなくば剣で刺してくれと懇願したが、誰も恐れをなして逃げてしまった。「ああ、わしほど不幸な者があろうか、人には死なせる権限を持ちながら、自分自身を死なせることができないなんて。」古代ローマ皇帝ハドリアヌス、そうとう変わった皇帝だったようだ。(「物語イタリアの歴史U」 藤沢道郎著) |
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂。バチカン宮殿の中は礼拝堂や博物館や美術館が一体となっており、必見。 |
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photo by miura 2005.11 |