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カプリ島 青の洞窟           青の洞窟の地図



島全体が白い石灰岩でできている。そのため正面の山も白く輝いている。

カプリ島

 カプリ島はナポリから水中翼船で50分くらいのところにある。港は観光地の雰囲気にあふれ、人でごった返していた。
 カプリ島は以前はソレント半島と地続きだったが、地震で沈下し島となり、現在も沈下しているとのこと。 島全体が白い石灰岩でできている。そのため正面の山も白く輝いている。 カプリとはヤギのことで、かってヤギが自生するのどかな島だったようだ。
 アウグストゥス帝は、この島が気に入り、この島をまるごと買い占めて10年ほど住み着いた。仕事をさぼって閉じこもる別荘としては、最高の立地でなおかつ住み心地がよかったのだろう。
 現在は、島全体が観光地や保養地となっていて、世界から裕福な観光客が押し寄せている。


青の洞窟への入り口は狭い。侵入待ちで入口付近はボードで渋滞している。

青の洞窟

 カプリの港からボートで20分くらいのところにある洞窟。  写真のように水面からの入り口の高さは1mもない。船頭とお客は岩にぶつからないように船底に寝そべって出入りする。
 波が引いたタイミングを見計らって洞窟に進入する。
 港から来たボートからさらに数人乗りの小舟に乗り換える。観光客が多いと1時間待ちになることもあるという。また、ちょっと波が出ただけで洞窟には進入できなくなり、せっかくここまで来ても洞窟に入れずに引き返すことも多いという。


入るのも渋滞待ち、中に入っても滞在時間が決められているらしくあわただしい。ゆっくり神秘を堪能している余裕はない。

洞窟の内部

 小さな入り口から光りが射し込み、それが水底の花崗岩に反射して神秘的な青い色を返している。入り口がこれ以上大きいときれいな青い色は出ないのだとか。島の周りには他にも洞窟があるとのこと。
 カンツォーネを歌っている船頭もいた。観光客が多かったせいか数分しか洞窟内にとどまれなかった。せっかくなのだから、ワインでも飲みながらしばらくこの色を眺めていたかったのだが。

ヌーボ城とたまご城

 カプリの高速船の乗り場のすぐ側にある。13世紀のアンジュー家城。

 下の城は卵城。12世紀の古城で、夜間はライトアップされる。

photo by miura 2005.11 
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