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イグアスの滝 Iguazu Falls [イグアスの滝の地図]



2011年2月、イグアスの滝の全景。といいたいが、例年同時期の水量の4倍もあり、ほとんど洪水のような水量で煙ってよくみえない。いゃーすごかった。

グーグルマップによる写真地図。中央の上方に滝がある。アルゼンチン側から滝口にまで延びている白い線が遊歩道。

イグアスの滝の全景。すごい水量で落ちていた。2月は雨期だが、今年は普段の4倍の水量ということで、ここまですさまじい滝はちょっと見られないらしい。滝が幾筋にも別れ、滝口の上を観光用の遊歩道が結んでいる。上のグーグルマップにも、よく見ると遊歩道が伸びているのがわかる。

アルゼンチン側から

 イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルとの国境となっている。近くにはパラグアイもあり三国国境に接しているといえる。イグアスの滝は、北米のナイアガラ・フォールズ、アフリカのビクトリア・フォールズと並んで世界三大瀑布の1つと言われる。パラナ川(ラプラタ川の支流)にある。イグアスの滝は面積では最も広いが、高さはビクトリア・フォールズが勝る。
 アルゼンチン側から、先に見える「悪魔ののど笛」といわれる滝の部分につながる遊歩道の橋。


悪魔の喉笛の滝つぼの周りの橋にはご覧の通りの人だかり。




「悪魔ののど笛」の滝
さぞかし大きな音がするのかと思ったら、それほどでもなかった。


 滝をみるための遊歩道は滝が落ち込むすぐ側までいくことができる。 橋の上は観光客で鈴なり状態。40m〜80mの落差があるが滝つぼは水煙のため何も見えない。風向きによっては水しぶきが観光客に襲い掛かるといわれたが、この日は無風状態だった。滝幅4kmの怒涛の迫力はさすが世界一。

 せっかくここまで来たのだからとボ−として滝を見ていたかったが、観光客が押し寄せ記念写真をとりまくるため、おちおちしておられない。

 滝の魅力は、大自然の豪快な驚異にあるようだ。これに水しぶきがかかると人々は嬉々として逃げまどう。この滝は国立公園内にあり、世界自然遺産にも登録されているが、一大観光地になっていることは間違いない。
 滝の幅は、イグアスの滝が4Kmでトップ。落差ではビクトリアの滝が110m、イグアスが80m、ナイヤガラが40m。滝の落差が最大なのはエンジェルフォールで1,000m弱。個人的には、落差110mのビクトリアの滝が地球規模の地形変動の大ドラマがあって最もすばらしい、と思う。ナイヤガラは有名な割には残念ながら問題外。


同じ場面をついつい何枚も。

壊れたかっての遊歩道の橋。
 

過去に、この遊歩道は何度も大水で流されているという。その度に新しい橋が作り直されているが、いつ壊れるかとヒヤヒヤ。
 豪快な滝口のひとつ。あっちの橋もこっちの橋も滝を見る観光客でいっぱい。よく見ると、滝つぼのすぐ横にも遊歩道の橋がある。若者たちが水しぶきをもろに浴びて楽しそうにさわいでいた。


遊歩道から対面の滝を眺望している。

ブラジル側から


 ブラジル川からは、滝の全景を眺望できる。対面の滝を見ながらの遊歩道も整備されている。よく見えない「悪魔ののどぶえ」を見ながら、レストランで食事もできる。滝の眺望がごちそう。


ボートに乗って滝の近くまで行くことができる。滝下近くは、水しぶきのため目も開けられない。開けても白い水しぶきて゜何も見えない。

 上の写真はブラジル川側からアルゼンチン側の遊歩道の人だかりを見たもの。
 左の写真はイグアスの滝全体の半分の眺望。40mづつ2段階で落ちているのがわかる。手前のボートは滝つぼ遊覧ボートで、これから滝つぼに近づこうとしているところ。
 ボートツアーは、ただバケツをひっくり返したような水しぶきを浴びにいくだけで、滝もほとんど見えずじまい。


ブラジル側の滝つぼ観光桟橋。 水量が多かったため滝見物一番の迫力。滝の好きな人には120%の満足を与えてくれる。筆者も、ガイドさんがズブ濡れになるからといっていたとおりになってしまったが、一生ものの経験をした。

 ボート乗り場へは電動ジーブに引かれた車で行く。すれ違いにはお互いに歓声をあげて挨拶する。楽しい。
 ブラジル側の滝つぼ観光桟橋。平年の4倍の水量に雨ガッパを着ていても風のため濡れてしまう。この桟橋は270度の滝に囲まれ、豪快そのもの。筆者もここでずぶ濡れになってしまった。


国立公園の入り口からこんなトロッコ列車にギュウギュウづめになって、川の側の遊歩道のあるところまで行く。


 遊歩道には、こんな動物たちも顔を出す。クマの一種のようだ。 このあたりは珍しい鳥や蝶が多いとのこと。


ジンジャの花。このジンジャからジンジャエールができるかどうかは不明。
 
   
photo by miura 2011.2
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