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ナスカの地上絵 Nazuca [地図]



グーグルマップによるナスカ丘陵の全景。山脈に沿って直線的なアメリカンハイウェーが伸びている。写真の右下の町はナスカ、川も流れている。山脈の方から幾筋もの水が流れた跡が見られる。この地の年間降雨量は正確には不明だが、数ミリ程度といわれている。この写真からは絵を確認することはできない。

ドイツ出身の女性数学者マリア・ライヒェが観測したといわれる展望台。


展望台から見た地上絵。「木」といわれる。

 ナスカの地上絵は、誰が何のために描いたのか、現代でもなぞのままである。ナスカの地上絵は1995年世界遺産に登録された。「天文説」「儀式的、宗教的」「雨乞い説」等の説がある。
 ナスカの地上絵は、台地の暗赤褐色の岩を幅1m〜2m、深さ20〜30cm程度取り除き、深層の明るい色の岩石を露出させることによって描かれている。紀元前200年から紀元後800年、ナスカ文化の時代に描かれもものという。


ハチドリ(humming bird)の地上絵。
現地のガイドさんが、変な日本語でアッチを見ろコッチを見ろというのだが、地上絵はあっという間に過ぎてしまい、ゆっくり鑑賞している時間はない。

 地上から眺めても絵は見えてこない。そこで遊覧飛行ということになる。写真のような立派なセスナ機で、左右のターンもスムースで安定している。ただし、酔う人は注意。 副パイロットのようなペールー人が変な日本語で「見てみてみて」とかいってくれるが、絵を発見するには注意深い観察眼が必要。

以下、現地のガイド本からのコピーとり
コンドル 135m
いぬ
モンキー 55m
はちどり 96m
クジラ
さかな
クモ 46m
以下、いみがよくわからない形象


木の根っこ
両手?
クモの口?
サメ?

 ドイツ出身の女性数学者マリア・ライヒェ(1903〜1998年)のパネル。彼女は、29歳でペルーに渡り、クスコにあるドイツ領事の子供たちの家庭教師として働き始め、リマで学校教師をしていた。任期を終えた後もナスカに残って、地上絵の研究と保全活動に生涯を捧げた。マリア・ライヒェは、地上絵は太陽の暦、および天体観測台として使われたという「天文説」をとなえた。


プレ・インカ文明のひとつナスカ文明の出土物。


トウモロコシを食べいてる絵柄だろうか。

地上絵の意匠と似ている。
   
   
photo by miura 2011.3 mail:お問い合わせ
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