7.アンテロープキャニオン(Antelope Canyon) |
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ロウワーアンテロープキャニオン アンテロープキャニオンは、アメリカ合衆国最大のネイティブアメリカン(インディアン)ナバホ族自治区の居留区内にある。そのため、居留区への入場許可証が必要となり、ナバホ族のガイドの同行なしにはアンテロープの見学はできない。入場には様々な制限がある。カメラはよいが、バックやリュック等は持ち込み不可。時間制限があるので、ガイドさんについて進まなければならない。残念ながらじっくり堪能している時間はない。 アッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンの2つの渓谷があり、数km離れている。今回は、狭くて長い渓谷が楽しめるロウワー・アンテロープ・キャニオンに入ることになった。 |
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その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴を形作る。こうして独特の岩の通路が、長い時間をかけ完成された。」(Wikipediaより) ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、ナバホの言葉で「螺旋の岩石アーチ」という意味。ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、長く狭い場所も多い上、全体を通して足場が悪いが、こちらのほうが渓谷を堪能でき、よい写真が撮れるという話もある。 |
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モンスーンの時期に思いがけず降る雨がすぐにキャニオンを水浸しにしてしまうため、アンテロープ・キャニオンは専らガイド付きのツアーとなる。 水と砂と風の彫刻が、どうしたらこんな神秘的な造形ができるのか。写真にすると、実際に見るのよりさらに微妙な色の変化が際立つ。
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地上への出口の近くにある出入改札と待合室。砂漠の中にポツンとある感じ。地中の自然の造形の豊穣の世界と地上の簡素な人工物との対比がなんとも面白い。やはり人工物は自然の造形にはかなわないか。いやそんなことはない。人工的創造物である絵画や彫刻や建造物も自然に負ず劣らずすばらしい。 |
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photo by miura 2018.6 |