ウシュアイア(Ushuaia)とビーグル水道 (Beagle
Channel) |
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ホテルから見た三角形のオリビア山。ウシャアイアの目印になっている。 |
世界の果てのウシュアイア [地図] フエゴ島に渡るのが9時間遅れたため、最南端のウシュアイアの町に到着したのは夜中の2時過ぎだつた。左の写真は翌朝のホテル前から見た三角形のオリビア山(1,331m)。その手前にウシュアイアの町がビーグル水道に沿って広がっている。南緯55度に位置するが、北緯55度はサハリンの北端になる。人口は約65,000人。 |
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ウシュアイアは先住民の言葉で「西に向いた湾」という意味。20世紀に入って市は凶悪犯を収容する刑務所の周りに発展していた。囚人の脱走を困難なものにするため、かつてイギリスがオーストラリアを流刑地にしたのにならい、アルゼンチン政府は首都ブエノスアイレスから遠く離れた、このフエゴ島という孤島に流刑地を造った。
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街角から停泊中の大型客船が見える。 |
観光列車「世界の果て号」 |
何か場違いな感じのする超豪華大型船。 |
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エンセナーダ湾クルーズの船に乗りウシュアイアを後にする。 |
ビーグル海峡を望む「エンセナーダ湾」クルーズ
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ビーグル水道は、1830年、英国フィッツ・ロイ船長率いるビーグル号とアドベンチャ3号が発見した。スペインが支配しているマゼラン海峡を避けて独自のルートを探っていた時だった。
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刑務所博物館 ウシュアイアの街は刑務所の囚人たちにより造られた。その中心になった刑務所が、現代では博物館になっており、刑務所での生活の様子とともにパタゴニアやウシュアイアの歴史や先住民の生活を伝えている。 刑務所は中央の管理棟を中心に、放射状に個室や二人部屋などの監獄が配置されている。現在は、刑務所は半分は博物館、あと半分は海軍の施設として使われている。 |
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先住民の写真。極地に近い寒冷地なのに裸同然で暮らしていたようだ。獣の毛皮を羽織っている写真もある。 |
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リフトに乗って氷河のふもとまで。 |
マルティアル氷河トレッキング ウシュアイアの背後に連なるマルティアル山脈にリフトで登り、そこから徒歩で「マルティアル氷河」までいくトレッキング。(歩行時間往復約2時間、歩行距離3.2km、高低差約310m)天候に恵まれれば、ウシュアイアの町並みやビーグル水道、チリ側の山々などの絶景が望める。 |
夏なのに冬山登山の様相に。 アイゼンを持っていないので、氷河までいけるかどうか。 |
リフトを降りて30分。夏だというのに雪の山を登る。ここ数日で降った雪が残っていた。歩きにくいが冬山登山が体験できて楽しい。 |
氷河を目前に、積雪のため進行を断念。ここからのウシュアイアの街とビーグル水道の眺望を楽しんで下山する。 |
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ここがパンアメリカンハイウェイの終点だという。 |
パンアメリカンハイウェイの終点 1940〜50年代にアメリカの大規模支援により、南北アメリカを1本線で結ぶパンアメリカンハイウェイが造られた。ウシュアイアでは国道3号線となっている。その終点がここウシュアイアの「ラパタイア湾」、ということらしい。とにかく世界の果てに行き着きたいという旅行者やドライバーやライダーたちはここを目指すのだという。 |
世界の果ての郵便局。桟橋の手前に赤いポストがある。そこに投函してもいいし管理人がいれば手渡ししてもいい。世界の果て郵便局の消印が入るそうだが、投函しもいつ日本に着くかは不明だという。試に投函したら3週間くらいで着いた。 |
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photo by miura 2014.2 |