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旧コインブラ大学 ポルトガル最古の大学



コインブラの中心的な旧市街地の入口ポルタジェン広場
丘の上にはコインブラ大学の建物が並ぶ。

ポルトガル・ コインブラのMap


コインブラ駅

1139年から1255年までポルトガルの首都で、古代ローマ時代にはアエミニウム(英語版)と呼ばれ、当時の遺跡が今でも残る。リスボン、ポルトに続くポルトガル第三の都市。
お菓子で有名な町で、日本の戦国時代にポルトガルから伝えられたカステラやコンペイトウやモナカの原形的なお菓子もあるという。


コインブラ大学
1290年にコインブラ大学が設立されたが、最初はリスボンに置かれ、その後 コインブラに戻ったり、またリスボンに移ったりしながら、1537年にコインブラに落ち着いた。

1290年にコインブラ大学が設立されたことによって、ポルトガルの文化的中心地に発展した。1290年創設のコインブラ大学はヨーロッパでも最古級の大学で、今でも黒いマントの学生が行き交う。


無情の門の上にはミネルバ知恵の女神像が掲げられている。


コインブラ大学の礼拝堂この右手には図書館がある。


コインブラ大学のジョアニナ図書館。壮大な蔵書がすごいが撮影禁止。

アラビアン・スタイルの幾何学タイルが美しい。


カスタネーラ(水汲み女)の像。モンデゴ川の川水を坂上の家に運び上げるのが彼女たちの仕事だった。足の弱ったおばあさんのために水を汲み上げてお手伝いをする心優しき乙女もいたという。


コインブラの学生と民族音楽のファドを歌うカスタネーラか。
多くのかなわぬ恋があったらしい。

旧市街地への入口アルメディーナ門。分厚く武骨な城門が中世の雰囲気を残している。


高台にあるコインブラ大学から下ったところにも校舎や学生寮があった。
   

コスタ・ノーバ COSTA NOVA ストライプ模様の建物



現在は、漁村というようりはリゾート別荘地。この通りの裏手の砂丘を超えると大西洋が広がる。

アベイロから西へ7Kmのところにある海岸に面した小さな町。ストライプ模様の家で有名になった。
コスタノバは漁村だったが、霧が発生しやすく帰ってきた漁師たちが自分の家を見つけやすくするために、目立つ塗装にしたのがはじまりだとか。

レストランもこんな感じのストライプ。ここで昼食をとった。混んでいた。おいしかった。

ストライプの家は別荘だったり賃貸別荘だったり、レストランやお土産屋さんだったりする。漁師の人はさてどうしたのだろう。

すぐそばの海水浴場。大西洋の高波で遊泳禁止だったのに、海に入って事故を起こした人がいたらしい。ヘリコプターが周回していた。
   

アベイロ Aveiro 水の都



旧アベイロ駅。現在は案内所や展示所となっている。

潟(ラグーン)に囲まれた水の都アベイロ。アベイロの歴史は、イタリアの海港都市ヴェネツィアと同様に、海を克服してきた「潟」の街でもあることから、しばしば、「ポルトガルのヴェニス」とも呼ばれる。


旧アベイロ駅の側壁のタイル絵(アズレージョ)


観光船でにぎ合う中央運河。何ということもない水路を観光船が行き交い、みんなで騒いでいる。

ポルトガル・ アベイロのMap

中央運河には乗り合いの観光船による運河クルーズで込み合っている。
50分程度の運河クルーズを楽しんだ。それだけ。
近くに大きな潟があり大規模な塩田が広がっている。クルーズでは塩田の方には行かなかったが、この地は塩が名物となっている。
潟を埋め立てた牧畜も盛んだという。

意気な船頭さん


元祖モナカ「オヴォシュ・モーレシュ」
元祖コンペイトウ(金平糖)の「コンフェイト」は、日本のコンペイトウ(金平糖)とは別物だが、それなりにおいしかった。
カステラの元祖「パン・デ・ロー」は、日本のカステラの失敗作といった感じ(失礼)。

カステラの元祖「パン・デ・ロー」 。ホテルのレストランでは、このケーキを適度な大きさに切り分けてお皿に取って食べる。

オリジナルな元祖モナカを食べた。「オヴォシュ・モーレシュ」というらしい。日本ではモナカの中はアンコだが、ここでは卵の黄身をベースにした甘いものだった。アンコのモナカとは別物。コンペイトウ(金平糖)は「コンフェイト」、カステラの元祖は「パン・デ・ロー」。どちらも日本のお菓子の方が洗練されておいしいようにおもうのだが(失礼)。

コンペイトウ(金平糖)は「コンフェイト」が元祖だが、写真を撮りそびれてしまった。ポルトガルの発音が日本ではそのまま漢字になっている。日本のコンペイトウは砂糖を星形に加工したものが多が、「コンフェイト」は砂糖の他に何かを混ぜているようで一回り大きくフニャっと柔らかい。でもそれなりにおいしい。

 

   
photo by miura 2024.04
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