カストロヘリス村 | サンチアゴデコンポステーラ |
6.カタルーニャ ボイ谷のロマネスク教会群 |
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ボイ村のサン・ホアン教会ピレネー山脈の中央付近に、ボイ谷のボイ村がある。その村のはずれにサン・アホン教会がある。
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鐘楼から | 山間の美しい村 |
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タウル村のサン・クリメン教会サン・クリメン教会(Sant Climent de Taüll)はタウル村の駐車場のすぐ前にこの教会がある。 ロマネスク様式は、10世紀末から12世紀にかけて中世西ヨーロッパで広まった建築美術様式。ロマネスク建築の建築物は大陸全体で見られ、帝政ローマ建築以来初めての汎ヨーロッパ建築様式。 ロマネスク様式という言葉は、美術史・建築史において、19世紀以降使われるようになった用語であという。直訳すると「ローマ風の」という意味であるが、当初は「堕落し粗野になったローマ風の様式」という蔑称としての側面が強く、その芸術的・建築的価値が評価されるようになるのは20世紀になってからである。(Wikipediaより) |
その頃アンダルシア地方に住んでいたイスラム教徒がフランスを侵略しようとしていたため、フランス国王が軍事的領地として、イベリア半島の北部(ピレネー山脈の南部)に新しい「領地国」を建国した。ここを統治したバルセロナ公爵は、人口が増えるようにピレネー山脈の麓に村、お城、修道院、教会などをたくさん作った。
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カタルーニャ美術館にあるオリジナルのフレスコ壁画。 定時に、壁画のプロジェクション・マッピングのイベントが行われる。時間にうまく立ち会えないと、この壁画はみることができない。 |
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プロジェクション・マッピングにより再現されたフレスコ壁画。上の現状の壁画ではなく、描画当初の完全な壁画が再現されて描画される。
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タウル村のサンタ・マリア教会 ボイの谷の代表的なサンタ・マリア聖堂(Santa Maria de Taüll)である。
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サンタ・マリア聖堂の質素な入口 |
鐘楼は南の身廊から伸びている。この鐘楼は聖堂の他の部分に比べてあまり優れているとはいえないが、本来はこの鐘楼が最も初期に作られ、あとから周辺の聖堂部分が付け加えられた可能性があるともされている 聖堂は18世紀に大きく修繕され、ドームも付け加えられたが、ドームも含めた18世紀の改築部分は1970年代に取り去られた。フレスコ画は1918年に国立カタルーニャ美術館に移された。
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シンプルなロマネスク様式の教会。こんなシンプルな構成が好もしい。 |
サンタ・マリアという名前をもった教会は世界にたくさんある。「タウル村の」という但し書きが必要。教会の構成はロマネスク様式の教会としてはごく一般的なもの。
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サンタ・エウラリア教会Santa Eulàlia d'Erill la Vall バル村のサンタ・エウラリア聖堂。 村の中の教会。6層の高い塔を備えている。教会の外見は特に特徴はみられないが,内部のドームの構成が面白い。 |
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ロマネスク教会の入口付近には、普通、上のような教会レイアウトと解説板がある。 |
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聖堂の中央の上段に写真のように掲げられていたようだ。イエスを十字架から降ろそうとしている図。 人物像がイエスも含めてやや上下に細長い 。 |
キリストを十字架から降ろそうとしている木彫。 オリジナルはバルセロナのカタルーニャ美術館に移築されている。実際には、左の写真のような状態で設置されていたようだ。事実かと疑いたくなるような面白過ぎるドーム内の構成で、十字架から降ろされようとしているイエス・キリストの瞬間を形象化したものか。 イエスが十字架の上で息絶えたその夕方、マタイ福音書では次のように書いている。 |
十字架のイエスやマリア像ではなく、こんな面白い彫像がドームの中央に置かれている。イエスの左右の人の表情が、なぜかマンガちっく。 |
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photo by miura 2019.11 mail:お問い合わせ |