イエローストーン(1)
イエローストーン(2)
グランドティトン
アーチーズ
モニュメントバレー
グランドキャニオン
アンティロープ
ブライスキャニオン
ザイオン
ヨセミテ

8.ブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)

ザイオン国立公園(Zion National Park)



ブライス・キャニオンの明るく美しい景観

ブライス・キャニオン国立公園

 ユタ州南西部に位置する国立公園。峡谷 (canyon) というより、むしろポンソーガント高原の東側沿いの浸食によってできた巨大な自然の円形劇場(アンフィテアトルム)である。ブライス・キャニオンは、「土柱」と呼ばれる独特の地質構造をである。土柱は、風、水、氷による川床と湖床の堆積岩の浸食により形成されたもの。(Wikipediaより)
 コロラド高原の中でブライス・キャニオンの縁は海抜 2,400 m〜2,700mの高地にあり、その下にザイオン・キャニオン、さらにグランド・キャニオン 2,100mがある。地層では最も古いものがグランド・キャニオン、ブライス・キャニオンは最も新しい。


ナバホ・ループ・トレイルの岩盤の間を降りていく。すると右の写真のような真っすぐな木の幹が見えてくる。見上げるとそれがモミの木であることがわかる。どうしてこんなところにモミの木が。なんともシュールな世界。


リスたちは公園のメイン動物かしれない。かわいらしい目をしていて、人間が近寄っても平気。


ブライス・キャニオンのハイキングの明るい道。
 

 ブライス・キャニオンは、中央を流れる川による浸食で形成されたものではない。頭部浸食と言われる浸食によりすり鉢状に削り出され、硬い岩石の部分が柱状に掘り出されたもの。

 ブライス・キャニオンはこじんまりとしているが、土と緑と太陽の美しい国立公園で、ちょっとしたハイキングが楽しい。左の写真はブライス・キャニオンの中のメインのトレイル。

 


 

 ギザギサの奇岩の森と緑のモミの木の林の景観が、明るい太陽のもと、とても美しい。1日の朝昼夕方そして1年の四季こどに変化する景観は見ていて飽きないという。


 カッパドキアと違って、塔の中は住居にはなっていない。しかし出来方は同じようだ。ブライス・キャニオンの塔は細く上に尖っていている。

 

 尾根沿いにハイキング用トレイルが続く。女王の塔やトンネルや切り立った岩場や、変化にとんだ楽しいルート。

 


9.ザイオン国立公園(Zion National Park)



チェッカーボードメサ、大きな一枚岩の岸壁。格子状の摂理がある。

ザイオン国立公園

 この公園の際立った特徴は、長さ24km、深さ800mのザイオン渓谷で、ノース・フォーク・ヴァージン川によって赤く日に焼けたナバホ・サンドストーン(砂岩)が侵食されてできたもの。「水によって創造された壮大な彫刻」と言われる。600m〜1200mの壁と川沿いの美しい景観が続く。

 


 川沿いの気持ちのよい平地。キャンプ場が続く。
 園内の移動は、専用の連結バスが中心。このバスに乗りハイキングスタート地点へ移動する。


赤い山と白い山がある。
 


正面の絶壁を目指してハイキング。だが異常に熱い。

左の写真の岸壁の真下までハイキング。近いようで遠い。

絶壁の下には小さな泉があった。

これが小さな泉。あまりきれいでもなさそうだった。


 山の上から、下までのトレイルの途中の風景。そそり立つ荒々しい岩肌と川と緑のキャンプ施設が美しい。
 リスはどこにでもいる。みなまるまると太って栄養がよさそうだ。きっと優しい人間があげたものや食べ残しを食べているせいだろう。

   
   
photo by miura 2018.6 mail:お問い合わせ
メニューへ  ページトップへ