イエローストーン(1)
イエローストーン(2)
グランドティトン
アーチーズ
モニュメントバレー
グランドキャニオン
アンティロープ
ブライスキャニオン
ザイオン
ヨセミテ

3.グランドティトン国立公園(Grand Teton National Park)



ジャクソンレイクからみ主峰のグランド・ティトン

ジャクソンレイクからのティトン

 イエローストーン国立公園のすぐ南(下)に位置するグランド・ティトン国立公園。ロッキー山脈の一部で、ティトン山脈も南北に65km延びている。

 主峰のグランド・ティトンは4,197 m、他の12の山は3,660mを超える。山並みが若々しく美しい。

 ジャクソンレイクからみたティトンの風景は絵葉書のように美しい。美しい自然の保護と観光と開発の間で長い軋轢の歴史があったという。


グランド・ティトンの山脈を間近に見える広場より。

 ビジターセンターの裏から見た風景が素晴らしい。アーチーズやモニュメントバレー、グランドキャニオンやアンティローブの砂漠や岩山に比べ、グランド・ティトンは森と湖と山脈の緑多い美しい国立公園である。


トランスフィギュレーシン礼拝堂(Chapel of the Transfiguration)
 

 西部劇の名作「シェーン」1953年の舞台がこの地。バスの中でも、ビデオで上映していた。土地の住む開拓者と流れ者の雇われ人(シェーン)とならず者たち、そして追い出され迫害される先住民は、西部開拓史を伝えているのだろう。
 礼拝堂の遠望写真はそんな歴史の雰囲気を今に伝えていて、田舎のなつかしさのようなものが感じられて好もしい。

 


トランスフィギュレーシン礼拝堂を囲む馬の柵。


 栄養のよさそうなリスが、岩の上が何かをかじっていた。人目も気にせず、わたしが一番といった感じで、人慣れしている。
 昔はこの礼拝堂に遠くから馬に乗ってきていたようだ。案内板にたくさんの馬を柵につないでいる写真があった。


トランスフィギュレーシン礼拝堂

トランスフィギュレーション礼拝堂(Chapel of the Transfiguration)


 古い写真には、馬の牧場があったことがわかる。
 丸太で組んだ素朴なチャベルが草原の中にたたずんでいる。


礼拝堂 の祭壇の十字架のちょうど正面に主峰のグランド・ティトンが見える。

 素朴なepiscopalチャペル は1925に設立された。
人々はこのチャペルに悪路をものともせず馬で来ていた。土地の開拓者や旅人に心の憩いを提供していた。いまでも夏季の日曜日には礼拝が行われている、と案内板にある。
  トランスフィギュレーション礼拝堂(Chapel of the Transfiguration)とは変な名前だ。Transfigurationは「変容」と直訳されるが、宗派を超えた教会ということか、よりよい暮らしへの変化を求める心を言ったものか、それとも別の特別の意味があるのだろうか。看板の「Spiritual Heat in the Park」は、大自然の国立公園の中の先人の「熱い精神」のことかもしれない。

タガートレイク・トレイルハイキング

 小人数での小さな湖のトレイル。見晴らしがよく、気持ちの良いハイキングが楽しめる。運がよければいろいろな動物たちとの出会いも。


右下の岩の上で気持ちよさそうに寝ている女性が起きてくれない。

 トレイルを楽しむ人たちの横に「熊出没に注意」の看板が。この辺りの山道では熊がよく見かけられるそうだ。

   
   
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