5.モニュメントバレー(Monument Valley) |
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モニュメント・バレー 西南部のユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称。 |
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ここがビューポイントと言われて撮った写真の一枚。 |
モニュメント・バレーはアメリカの原風景ともいわれているのだが、この風景のどこがといった感じ。たしかに西部劇に出て来そうな風景ではあり、西部開拓史の象徴的なイメージなのかもしれない。この風景は多くの映画や写真におさまってきた。 |
ビューポイントの岩の上でポーズをとる観光業者の人? |
メサの休憩所の入口には、ジェロニモの写真や旗が貼られていた。ナバホ族末裔の人々にはジェロニモはやはり今でも英雄なのだろうか。先住民インディアン末裔の何か哀しく熱い思いのようなものが伝わってくる。ここで巻タバコ用のパイプを記念に買った。現役愛用している。 |
メサといわれるテーブル形の台地や、さらに浸食が進んだ岩山ビュートが点在している。メサ (mesa) は、侵食によって形成されたテーブル状の台地のことで、「卓状台地」とも呼ばれる。さらに浸食が進み孤立丘となったものは「ビュート」 (butte) と呼ばれる。上位に硬い水平な地層が、下位に浸食されやすい柔らかい地層がそれぞれある場合、下の地層が浸食されて急崖を形成し、上部は浸食されないためにテーブル状の台地となる。 (Wikipediaより)
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Goulding's logeよりの夕日 |
Goulding's loge & Museum
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右手のたてものが博物館。前の庭からの眺めは最高だったが、6月の太陽は熱かった。 |
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髪を結いあう女性 |
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ウエスト・ミトン・ビュート。これから灼熱の砂漠の中を一周する。細かな砂の道は歩きにくい。硬い土の道は快適で楽しい。 |
ウエスト・ミトン・ビュートWest Mitten Butte 直訳すると「西の手のひら」丘、といったところか。左手を開いているように見える。このビュートを2時間かけて一周した。いざ出発。 |
後ろ側から見たウエスト・ミトン・ビュート。指が5本分かれている。 |
横から見たウエスト・ミトン・ビュート。素晴らしい。 西部劇で灼熱の砂漠に迷い込んだ旅人のように気分。安全が保障されているツアーでよかった。 |
まともな木も生えていないのにこんな工作物が。何かと思ったら編み物のデモンストレーション用に使われているものだという。 |
博物館にこんな写真があった。 織物を織る先住民の末裔と観光客。ドレスを着た白人女性との取り合わせがなにかいやな感じ。 |
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先住民の住居の観光用モデル。土のお椀を伏せたよう。 ビジターセンターの前の駐車場。やはりハーレーが多い。 |
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ジェロニモ(Geronimo) 1848年、17歳でジェロニモはアロペと結婚する。のちに彼女との間に3人(4人ともされる)の子供を授かる。 こうして家族すべてをメキシコ人に殺されたジェロニモは、遺品をすべて野辺送りにして焼いた。温厚だった彼の性格は暗く怒りっぽく変わり、メキシコ人への終生の復讐を誓う獰猛な戦士と変貌した。マンガス・コロラダスたちが復讐戦を決定すると、ジェロニモはアパッチの各支族から戦士を募る役目を引き受け、彼はチリカワ・アパッチ族のコチーズ酋長の元を訪ねた。このとき、チリカワ族に対して以下のように演説を行ったと、のちにジェロニモは述べている。 「同胞諸君、メキシコ人の不当な行為に関しては既にお聞き及びのことと思う。我々もメキシコ人も同じ人間のはずだ。だから今度は、彼らがしたことを我々がやり返してもいいはずだ。さあ行こう、奴らの住処を襲うのだ。来てもらえるだろうか? よろしい、さあ、どうかみんな参加してもらいたい」 メキシコとアメリカ双方は、アパッチの略奪に頭を悩ませ、何度も遠征をおこない掃討戦を試みた。しかし山岳ゲリラとも言うべき彼らの戦いは変幻自在で西部大平原のスー族と並んで、アパッチ族は最後までアメリカ合衆国に抵抗したインディアン民族となった。数々の戦いの中に、ジェロニモの姿があった。彼は雄弁に白人への抵抗を呼びかけ、白人と戦い続けた。 1886年に投降して以後、ジェロニモは生涯米軍の虜囚として扱われた。生まれ故郷のメキシコ国境へ帰りたいというジェロニモの願いは叶えられず、オクラホマのシル砦でその一生を閉じた。ジェロニモの墓はシル砦にある。(Wikipediaより) |
マヌエリートManuelito Goulding Museum(コールディング博物館)の受付に、プロマンドのように写真を販売していた。ジェロニモはすぐに分かった。マヌエリートはだれだか分らなかったが、何か昔の武士の面影があって親しみを感じた。写真を買い求めた。モニュメントバレーの記念にこのサイトでも掲載させてもらった。
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