はじめに
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トレド旧市街
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トレド旧市街 場所:スペイン・トレド |
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世界遺産名: | トレド旧市街 | 登録年:1986年 |
タホ川をはさんでトレドの街の全景をのぞむ。 |
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タホ川は昔はきれいだった
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街はどこへいっても中世そのまま。 象眼細工や鉄製品の土産物屋が並んでいる。時間の許す限り街の中を歩き回っていたい。 トレドに最初に入った文明人は2世紀のローマ人だった。つぎに西ゴート人というゲルマン系の粗野な民族によりスペイン全土が支配され、その時、首都はトレドにおかれた。さらに8世紀のはじめにはイスラム勢力の支配下になり、トレドもイスラム様式の多くの文化を残した。11世紀の後半にはキリスト勢力の力が増してトレドにも進入してきた。 ゴシック様式のカテドラル 司馬遼太郎 「南蛮のみちU」 おやじのいっていることは本当だった。たしかに司馬遼太郎はこの本のことを書いていた。面白いオチだ。 |
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教会と横の事務所が2階の渡り廊下でつながっている。 |
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教会を囲っている壁。 |
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典型的な裏通り。教会の塔や屋根が見え隠れする。道は侵略者の侵攻を遅らせるため曲がりくねり入りくんでいるが、どこの路地からも教会の塔が見える。
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スペインのポスト。
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ちょっとひなびた土産物屋さん。 なにか妙に引きつけられた。 |
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サン・マルティンの橋 この橋も橋の向こうの門もイスラムの面影をのこしているという。 イスラムの城壁や塔の上には、弓や銃で迎撃しやすいようにでこぼこがつけられている。ヨーロッパ風であれば直角のデコボコだけだが、イスラム風は凸の上に△が乗っている。 ここの城壁には三角帽子がついていた。城はイスラム風だった。 |
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photo by miura 2002.11 |