マッターホルン [ゴルナーグラート展望台の地図]
|
|
赤と白の派手な氷河特急 |
氷河特急 |
ツェルマットの記念式典に参加するためだというお父さんたちのホルンのサービス |
電気機関車が乗客車両を引っ張るかたちで、客室内はきわめて静かで乗り心地もよい。天井の半分までがガラス張りで外の景色がよく見える。ビールを飲みながらぼんやり眺めているのもよいものだ。今回は残念ながら石組造りの空中ループ橋は渡らなかった。 氷河特急の中で、ホルン吹きのおとうさんたちといっしょになった。ツェルマットの記念式典に参加するためだという。 列車のボーイが、おとうさんたちに盛んにビールやお酒を勧めていた。どういう関係なのだろう。 とある駅で、彼らはホルンを担いて降りたかと思ったら、左の写真のように吹き出した。これは通常のサービスなのか、イベント的な出来事なのか。 よくわからないが、 氷河特急の気分満点のサービスではあった。こころなしか、音色に酔いがでていたように思う。 |
ツェルマットの宿からみたマッターホルン |
マッターホルンの麓、ツェルマットの朝 氷河特急で、アンデルマットからツェルマットまで走る。駅に近い宿のテラスからマッターホルンが半分ほど見えた。 目の前に川が流れている。スイスの川で清流をイメージすると裏切られる。川は緑色に白濁してものすごす水量と勢いで流れている。多くは氷河から流れているものと思われるが、石灰岩が多いために白っぽい色がつくのだとか。 |
朝焼けのマッターホルン。やや朝もやがかかっている。 |
町の撮影ポイントから撮ったもの。 絶景の撮影ポイントといわれる橋の上では、日本人観光客が300人、カメラを抱えて押し合いへし合いしているのだとか。私が見た限りでは橋の上にいた日本人は50人ほどだった。それにしても気持はわかるが、恐ろしいことである。 |
散歩に近いトレッキング途中のマッターホルン |
マッターホルン こんな山がわんとに存在するということが信じられないくらい、すごい景色。ガイドさんが、山が見えたからといって興奮して叫びまくらないでくださいといっていたが、誇張ではないことがよくわかった。 実際、この山は人を興奮させる何かを持っているようだ。 隆起した地形を氷河が削ってできた山ということだが、どうやったらこんな山ができるのか、不思議なことである。造物主の遊びのような山。その山が裾までこんなにはっきり見せてしまってよいものだろうか。 |
アブト式の登山電車 終点のゴルナーグラート駅にて。 |
|
上の写真はゴルナー氷河、下はスイス最高峰のモンテローザ4,634m。 |
|
ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン |
ゴルナーグラート展望台から 3089mの展望台から、モンテローザ 4634mとマッターホルン4478m、そして眼前のゴルナー大氷河を一望できる。 モンテローザは、日本では喫茶店やレストラン、飲み屋さんの名前になることが多い、なぜだろう。これといった特徴があるわけではないが、山の両脇から大きな氷河を流している。マッターホルンのような独立蜂ではないが、他のの4000m級の山に囲まれながら、氷河により分たれていてかっこいいともいえるのだが。モンテローザはスイス最高峰4,634m。 |
ゴルナーグラート展望台にあるホテル。
|
|
散歩に近いトレッキング途中のマッターホルン。池に映るマッターホルンの絵はよく観光写真になる。 |
マッターホルンを正面に山歩き 眼の前のマッターホルンを見ながらの散歩。 たくさんの人に踏み固められた道ではなく、原野のようなところを歩いてみたくて離れたところを歩いてみた。ガイドさんに怒られた。 |
トレッキング途中で何枚もマッターホルンを撮ってしまった。雲がかかっていないマッターホルン全景。 |
高山の貴重な草花がいたんでしまうということ。いい年をして恥ずかしいことをしてしまった。 マッターホルンは独立蜂で、ひとり寂しくも雄々しくそびえ立っているが、よく見ると右の山裾に山小屋のようなものが多数存在している。この山裾には登山道のようなものがあるのがわかる。これなら登頂はともかくとしても、いけるところまでの登山のようなものが、自分でもできるような気がしてくる。 下に降りていくにしたがって山裾がはっきり見えてくる。ゴンドラやリフトのようなものも多数見えてくる。マッターホルンの山裾はスキー場になっていた。なんと贅沢なキスー場であることか。いつの日かこのスキー場で滑ってみたいものだ。 |
登山鉄道でツェルマットに戻る車窓から撮ったもの。相変わらずスイスの山裾は美しい。牧草地と針葉樹と点在する家と。 この風景は日本では見ることができない。こんなきれいな牧草地がないから。 また山の上のほうの家では住みにくいのではないかと心配になる。どうやら朝日が早く当たるとか、夕日が遅くまであたるとか、日当たりが大事な要件であるようだ。 |
|
トレッキング途中で何枚もマッターホルンを撮ってしまった。雲がかかっているマッターホルン全景。 素晴らしいとしかいいようがない。 |
マッターホルン会心の写真 下の駅まで降りてきたときに撮ったもの。山頂に少し雲がかかってきているが、このほうが、立体感が出て迫力がある。私の会心の一品。 しかし、どうして4478mの山がこんなにはっきりと見えるのだろう。この透明な空気感が、人の心を狂わせてしまう。 |
トレッキング途中で見下ろしたツェルマットの町しマッターホルン |
ツェルマットの町とマッターホルン マッターホルンを別の角度から見ることができるスネガ展望台に登った。 |
ツェルマットの町は鉄道開通100余年の記念式典で賑わっていた。ホルンの競演を見ることができた。やはりアルプスにはホルンが付き物のようだ。 |
この日、ツェルマットの町は鉄道開通100余年の記念式典のようなものがあった。写真はツェルマットの駅前の式典の様子。 町のあっちこっちでホルン吹きがホルンを吹き響かせていて、鉄道開通記念を祝っていた。 |
ツェルマットの協会の前でホルン 町はずれの教会の前で。 |
|
ゴルナーグラート展望台の近くでホルンを吹いている人たちがいた。誰でもかってに吹いているのかしら。とてもよい雰囲気だった。 |
ゴルナーグラート展望台でのホルン やはりホルンは自然の山できくのが一番いいようだ。ホルンの音は柔らかくて、大きな音ではないが、自然の中では山々と共鳴して雄大な交響楽となる。 |
photo by miura 2009.9 |