▼メニュー |
|||||||||||||||||
.体験!京都を授業で 活用する。 授業案1 自分の体験ポイントを 見つけよう 授業案2 体験学習計画書を作 ろう |
1200年の歴史をもつ京都には、修学旅行の機会を利用して訪ねたい社寺や見学ポイントがたくさんあります。修学旅行は、自然や建築、芸術等の文化遺産にじかに接する体験学習ができる貴重な時間です。京都を訪ね、文化・伝統・歴史を学び、グループ行動で友だちと友情を深め、集団のなかでの責任感を身につけ、さらに体験学習により伝統的な工芸品のよさや文化のよさを体感する。グループ別行動とあわせてこのような体験的な活動を取り入れる修学旅行が増えています。 また、総合学習の時間や特活の時間を利用して、修学旅行実施の前後に30時間程度の事前・事後学習の時間を設けて、学習活動としての修学旅行に積極的に取り組もうとしています。 「体験!京都」は、京都の見学ポイント400か所と体験ポイント180か所について最新の情報を検索し調べる機能をもつとともに、生徒たちが実地で調べたり体験したりした情報を登録し公開する機能をもっています。
上の9つの利用法について、このすべてを授業で利用することができますが、ここでは体験・見学ポイントの調べ学習と事前学習での体験計画、事後学習での体験のまとめの3つ利用について紹介します。 |
||||||||||||||||
|
修学旅行計画とカリキュラム案 修学旅行の実施にともなう3か年の計画モデルは次のとおりです。
特別活動の目標として、「望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団や社会の一員としてよりよい生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養う」とあります。修学旅行は、「学校行事」のなかの「旅行・集団宿泊的行事」として位置付けられています。 修学旅行だけでなく、近隣の小・中学校が総合学習の時間での「体験学習」として「体験!京都」を利用することも十分に可能です。 |
||||||||||||||||
「体験!京都」には一般の見学ポイント400カ所と体験ポイント180カ所の情報を収録されています。これを利用して京都の見学ポイントを調べたり、体験ポイントについての情報をえることができます。 調べ学習の過程で、生徒の主体的な選択と決定により体験学習への動機付けをおこない、関心と意欲を引き出すようにします。 (2)指導の計画 全体7時間の構成です。(実際には10〜15時間程度を割り当てます。)
これまでの修学旅行の計画や実際の旅行の様子などを見たり、先輩の感想等を紹介し、体験学習への問題を提起し、興味・関心のある体験ポイントのテーマを選ぶようにします。旅行会社の人を呼んで実際の話や注意事項を聞いたりするのもよいでしょう。 体験学習の場所を、個人別もしくはグループ単位で絞込み、決定し「投票」するのが本時の直接の目的です。 「体験!京都」には、体験ポイントについて表示と選択に制限をかける機能があります。この機能について説明します。 体験ポイントごとの参加数の集計は、全員の投票が終わってから行います。 |
|||||||||||||||||
(3)本時の目的
修学旅行の体験ポイントについての調べ学習をおこない、体験ポイントを決定し参加希望の投票をおこないます。主体的に課題を見出し選択し、それを体験学習計画としてまとめる学習につなげていきます。 (4)展開例
(5)まとめ |
|||||||||||||||||
<授業案2> 修学旅行・体験学習計画書をつくろう
(1)学習活動の概要とねらい 体験学習の実施に先立って、体験学習の生徒個々人のうちでの意義を理解し、明確化しておく必要があります。体験学習を利用して、自ら課題を見いだし、主体的に解決していこうとする姿勢を育成することがねらいです。 京都に行って調べたいことを課題として設定し、それを修学旅行全体や体験学習を通して解決するようにさせます。 旅行会社の企画担当の社員になって、自分たちの提案する計画書がいかに魅力的で素晴らしい体験旅行を約束するかをプレゼンテーションする、という設定でおこなうのもよいでしょう。 (2)指導の計画 全体7時間構成(実際には10〜15時間程度を割り当てます。)
グループ内で全員が協力して、旅行体験学習計画を作成します。その際、役割を分担し、できるだけ多くの情報を集め、実現可能なプランを作成します。大切なことは、「テーマ」に沿った一貫性のある体験学習にすることです。そのテーマをしっかり認識できるようにします。 体験学習企画書が完成したら、「体験!京都」に登録し、それに基づいてプレゼンテーションができるようにします。 企画書の表示ページの下に「掲示板」が表示されています。掲示板を使って意見の発言や質問などをアップすると公開での意見交換・相互批評になり、一段と効果的です。 |
|||||||||||||||||
(3)本時の目的 (1)必要な情報収集、課題意識、企画立案のしかたを学ぶ (4)展開例 第6時(本時) 体験学習計画ワークシートを完成させ、「体験!京都」に登録する。
(5)体験学習のまとめと発表 本時は、体験学習の計画書の作成・登録が中心で、次回には登録した情報を元にプレゼンテーションをおこなう。 |
|||||||||||||||||
●お問い合わせ Webマップ開発プロジェクト(イント・教材研究所) 〒106-0047 東京都港区南麻布3-19-23 オーク南麻布ビル1F創育内 電話 03-5793-5091 Fax 03-5793-5092 E-メール お問い合わせ 担当 三浦 克紀 |
「体験!京都」を利用した授業事例をご紹介ください。 |
||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||