俳句徒然日記2016 |
|
2016年秋 |
生きづらさ
ムースヘッドのスープを飲むと、ムースが身体の中に入り、ムースが人間になり、人間がムースになる。その土地と一体になる。(星野道夫) もう歳なのだから、 自分の身体と心のコントロールを。 私の取り柄。普段から失敗が多いので、失敗を恐れない。だから、物事に果敢に取り組む。それと生来の楽天性。 生きづらい人間は革命家になるしかない、という。 仕事とは見透せないからおもしろい
|
2016年8月
|
荒野を一人旅する者達よ
善と正義と 旅、生きて戻れぬ死出の旅。 捨てて捨てて無になって、世界を逍遥す。この世は生きるにあたいするか。ひとつの精神が逍遥し、自問す。 認知症の母と私と嫁と これやこのなんでもない生きている風景 子より親が大事 斎藤由貴47歳 人生はラララ ラララ ララ 侘び寂びとのさばりけらし芭蕉さん ジイジャンを上下揃えて青白日 治部 楽しかったぞ(大谷刑部) 大事なものから捨て、最期はどうでもいいものといっしょに命を捨てる。 この世をともに旅する者達よ |
2016年2-7月 | 夏休み あといく日やら 仕事おさめ 春の陽や 菜の花摘みに 草の道 春雨や よもぎをのばす 草の道 (芭蕉) シンプルだがよく見れば味がある句。 |
2016年6月11日
|
ノアザミや街に朽つともここまで生きて悲しくもなし街あざみ ザリガニ池今日も糸たらすおじいさんたち 言葉を拾い集める。 ^_^死と破壊の女神カーリー なんでこの幕臣海舟忠臣の道 国家論より65歳の紫陽花かな 伊藤若冲 横浜や気づけば大船 もうろくじじい 。 |
2016年5月28日 |
帷子川にて帷子川でこんなに太った私たち 恋嘆き ザルガニ池めだかに糸垂る翁かな 今年また春過ぎ行かん桜散る
|
2016年5月15日 |
軽井沢にて
|
2016年2月 |
ポストモダン文学虚構性や観念性の対極にあるようなリアリズム。 流浪者神話 今年の梅見
|
2016年1月9日 |
孫が来る孫が来るいそいそ横浜改札口 そは反逆の風景こころにいざ出でん |
photo by miura 2016.12 mail: |