統合Web採点システム
3. 多様な採点モード
デジタル採点の多様な採点方法を考慮し、採点効率をアップするため次の5つの採点(方法)モードをもっています。
(1)答案全体画像の表示による採点・検査モード
(2)設問別串刺し採点・検査モード(設問ごとの通し採点)
(3)完全採点検査の実現
(4)採点・検査の並行モード
(5)「解答パターン」による採点

また、試行段階ですが、「手書き文字認識」エンジンを採用した、採点支援機能を備えています。

デジタル採点には、入力内容により以下のような4つのパターンがあります。
(1)設問ごとの正誤のコードを入力する。
(2)設問ごとに、正解・誤答の解答パターンのコードを登録する。
(3)領域ごとの小計点を入力する。
(4)アナログ採点と結果入力(領域点・正誤)


(4)の場合のように、採点済み答案を印刷物としてではなく現物を返却する必要がある場合があります。すなわち、従来型のアナログ採点の場合です。この場合は、採点は答案に手採点で行なわれ、正誤情報のみをWeb上で登録します。本システムはアナログ処理にも対応しています。

また、Webサーバやデータベースの万一の障害に備えて、採点に必要にデータを一括ダウンロードして、スタンドアロン・クライアントで採点を遂行することができるサブシステムも備えています。
1.答案全体画像の表示による採点・検査モード 答案の全体を見ながら採点します。一人の採点者が責任をもって採点する場合に適します。
答案画像はすべて完全匿名です。
採点する対象を、例えば5問目から10問目までというように指定して採点することができます。
また、1問だけを連続して採点することもできます。この場合は、「串刺し採点」と同じですが、答案画像全体の読み込みをを伴うため、やや重くなります。
2.設問別串刺し採点・検査モード 設問1問だけを指定して、全生徒の設問を連続・集中して採点します。次のようなメリットがあります。
①採点ミスが少ない。
②採点規準が統一される。
③高速採点が可能。
④短答式・記述式等の形式による採点者分けが可能。
この機能を実現するため、全設問を1問ごとに切出し、サーバに保存する機能を実現しています。
テスト種類ごとの漢字の採点規準の統一化を図ります。作文や証明なども、採点基準のバラツキを最少限に抑えられます。とくに、作文等の特別の採点規準で行なう場合には、この串刺し採点は威力を発揮します。
3.完全採点検査の実現 「採点」済み答案は必ず別の人が「検査」をします。この時、検査者は初めて採点するのと同じ未採点状態が検査を行います。
採点結果が一致すればそのままスルーし、異なった場合は、どちらの採点結果を採用するかを判断します。
この機能により、採点ミスの極小化に成功しています。「採点ミスゼロ」が本システムのねらいです。
採点検査は、串刺し採点でも行なえます。
4.採点・検査の並行モード 「採点」済み答案は必ず別の人が「検査」をします。また、「採点」と「検査」を同時並行して遂行する機能を備えています。1枚の答案を2人の採点者が同時並行して採点するモードです。
2度目の採点者(検査者)は、正誤情報をマスクして初めて採点するのと同じ条件で採点します。先の採点結果と異なる場合は、どちらを採用するか、選択して確定します。
「平行採点モード」は採点時間の短縮に貢献します。
5.「解答パターン」による採点 採点は、正誤だけではありません。テスト種類によっては、生徒の解答内容をあらかじめ予定していた「解答パターン」に当てはめて採点する場合もあります。
これにより、各設問ごとに生徒の解答状況を把握することができ、誤答の内容により、生徒の理解の内容を判断し指導に生かすことができます。