ICBTシステムのご紹介
5.ICBTによるドリルトレーニングから作文・小論文の採点・評価まで

(1)ドリル的トレーニングに対応

一般的にはCBTは小問出題形式が適合しています。1ページ1問に対して1解答したら次の問題に進み、連続して学習を継続します。1単元は任意に5~20問程度で構成します。長時間の継続は媒体の性格上無理があります。5分から10分程度で1単元が終了するのがよいでしょう。
ドリル形式のトレーニングの出題は1問1答の小問形式が適合しています。
解答形式は、ボタンによる択一式が合っていますが、短答記述式、文書記述式を設定することができます。受検者の解答は正解データと突き合わせて自動採点されて記録されます。

それに対してテスト・検査の出題は小問形式の他、大問形式に対応しています。
大問を提示し、それに対して複数の小問を出題し解答します。大問単位で登録して改ページします。

(2)「解答類型」型の採点に対応

受検者の解答を、「正誤」の他に「解答類型」に分類して評価する場合にも対応します。多くは記述式の解答の解答パターン分けとなります。
類型分けは、出題の仕方や解答パターンにも影響を与えますが、処理システムとしては採点結果を「解答類型」分けし、その類型情報を登録します。学習指導の改善に結びつく資料の提供が目的です。
成績集計は、ひとつの問題について、最大10個の解答類型別に、人数・%を集計し表示します。また、解答類型こどに配点を変えることができます。
※「部分点」の扱いは、解答類型の処理に準じます。

 

(3)記述式・作文形式の採点

解答が短答記述型(15~30字程度)の場合は、自動採点を中心に人間が目視らより自動採点結果を検査し、誤りを訂正することになります。
文書の採点は、オリジナル開発の自動採点システム:「要素演算方式」でおこないます。
85%以上の採点正確さをは確保していますが、機械採点は現状では100%の正確さを求めることはできず、人による視認・修正を前提とします。文書の自動採点は、あくまでも人間手採点を支援するためのシステムとお考えください。

200~1000字程度の文書型の解答は、ICBTを利用して出題し解答することができますが、自動採点機能は実装されていません。この場合は人の目視による採点を前提とします。

事前に準備した採点基準の資料により、得点を入力して採点します。また、作文の採点観点別に得点をセットし、その合計点を作文得点として登録することもできます。

 

(4)作文・小論文の観点別評価

作文・小論文を最大10個の観点から評価項目を設定することができます。

<例>
評価観点
説明
得点
配点
1
表記・表現
漢字表現・表現の巧みさ
 
5
2
文書構成
文字数、序論・本論・結論
 
5
3
論理性
原因・理由の明示
 
10
4
具体性
体験・経験の具体的記述
 
10
5
創造性
創造性、発展性
 
10
6
専門性
専門的知識・技能のレベル
 
10

評価観点について具体的な採点基準を画面に表示して、採点を遂行することができます。

 

(5)トレーニング・テストの実施方法

ICBTは次のような運用と設定ができます。

①いつでも・どこでも・どの教科でも・気軽に基礎トレ
教科別・学年別の単元にしたがい、ドリルトレーニング。

②テスト実施期間を設定して、受検時間は自由。ドリル練習をしたり、課題を解く。

③テスト実施日を設定し、指定の教科を受検する。教科の受検時間は目安はあるが自由。

④テスト実施日を設定し、指定の教科を受検する。教科の受検時間は自由だが、受検をスタートしたら40分とかの指定時間があり、その時間になると受検が自動的にエンドとなる。

⑤教科ごとに実施日と受検時間が指定される。指定の日時以外は受検できない。
(Web受検は、パソコン・タブレット・携帯の性能や通信事情に制約され、時間の厳密な運用には適さない)

⑥ 基本的に、本人以外のの人が本人のIDを使って受検したり、操作しても確認ができません。
辞書や資料を見て解答することも可能です。
利用者の自由な利用を前提にした運用となります。